教員採用試験の倍率低下・・・つづき
こんにちは、ぽる子です。
前回の続きです。
教員採用試験の倍率低下は最終的にはデメリットの方が多いのですが、、、この現状をどう解消するのかが問題ですね。
教員の業務の精選を・・・部活動指導の是非
中学校の教員になる上でひっかかるのはやはり部活動の顧問かと思います。
ここ数年で部活動のあり方はかなり変わってきています。部活動指導員の配置により若干ですが顧問の負担が減っている部分もあります。まだまだ足りないのですが。
部活動を地域に渡す形にすれば、教員の負担はかなり減ると考えられます。地域でスポーツクラブ等を指導している人や、指導してもよいと考えている人は意外といます。専門の人に教われば生徒も技能が高められてメリットが多いです。
実際、中学校の教員は教科指導で採用されているはずですので、顧問の負担がなくなれば授業づくりに専念でき、質の良い授業ができるはずです。
まあ、現場には部活動指導が生きがいになっていて授業がおろそかになる本末転倒教師がいるもの事実ですが・・・
教員による教員の魅力発信が必要
「先生ってブラックですよね」と生徒が言うことがあります。教師は大変ということだけがメディア等で流布されて独り歩きしています。実際大変な面もありますが、身分や給与の保証はなかなか他の仕事にはありません。一人一人に任せられる裁量も多く、やり方によっては自分の実践の研究もできますし、成果の良し悪しを厳しく叱責されることもそうそうありません。(学校によるかも?)何より人の成長に関わることができる仕事は世の中にそう多くないと思います。良い面をアピールしてこなかった私たちにも問題はありますね。
ちなみに給与は安定していますが、教員には残業手当がありません。これはまた今度話したいと思います。